木原秀樹がカクレクマノミから学ぶ魚類の生態の不思議
今回は私、木原秀樹が魚の生態について少し調べてみました。
思っている以上に人間の生態の常識が当てはまらない
そんなところに驚きつつも
なかなかにいろいろ学べて楽しかったです。
カクレクマノミは生まれた時はみんなオス。メスは一匹もいない
魚の世界ではそれほど珍しいことではないらしい雑学&豆知識
ディズニーアニメ「ファインディング・ニモ」に似ているとして、一時は過熱気味とも言える人気をほこったカクレクマノミ。
このカクレクマノミ、生まれた時の性別はすべてオスという、人間基準からすると、ちょっと不思議な生態をしている。
すべてオスで生まれた個体は、やがて数尾のグループを作る。そのグループ内で一番体の大きな個体がメスとなり、その次に体の大きなオスの個体とペアを作るのだ。
ひとつのグループ内で作られるペアは1組だけ。なので残された個体は「未成熟個体」として繁殖にはかかわらない。恋とは無縁にイソギンチャクの間で静かに暮らして行くというわけ。
ちなみに、万が一グループ内のメス個体が死んでしまった場合は、次に体の大きかったオスがメスへと性転換し、さらに静かに暮らす派だったものの中から一番体の大きかった個体に、この新メスとのペアを組むことが許される。
体の大きさですべてが決まるという生活。なかなかシビアだ。
生まれて成長の過程で性別が変化していくだなんて
しかもそれが当たり前とはとても不思議に感じます
ぜひもっといろいろなことを学んでみたいと感じた
木原秀樹でした。