今すごく行きたい場所~マチュピチュ遺跡~木原秀樹
どうもー!木原秀樹です。
今日はですね、マチュピチュ遺跡について語りたいと思います。
とは言っても私は行ったことないんですけどねw
ただ、旅好きの人には絶対行った方がいいと言われるので、
早いうちに行きたいなと心が揺らいでおります。
では、マチュピチュってどんなところなのか紹介しますね
マチュピチュ遺跡って?
画像出典元:dlift.jpマチュピチュ遺跡は世界遺産にも登録されている、15世紀のインカ帝国の遺跡です。当時、インカ帝国の首都は標高3,400mもあるクスコでした。マチュピチュは、そこから千メートル程低い場所にあります。
アンデス文明は文字を持たなかった文明で、マチュピチュがどうして作られたのか、首都との関係など、未だにわからないことばかりです。しかし、遺跡からは文明はかなり発達していたと思われます。
インカ帝国の滅亡時にインカ帝国の都市はスペイン軍によって徹底的に破壊されました。ところが、マチュピチュはあまりにも山の中にあったため、スペイン軍の破壊から奇跡的に免れることができました。インカの都市がほぼ完全な状態で見つかったのは、まさに奇跡です。
謎に満ちた奇跡の天空都市、それがマチュピチュです。
どうやっていくの?
画像出典元:career-mountains.hatenadiary.comマチュピチュには空港がありません。最寄りの街はクスコ。クスコからは途中までは車でも行くことができますが、オリャンタイタンボからマチュピチュまでは列車しか方法がありません。
ペルーレイルがクスコ近郊からでているので、ペルーレイルを使うのが一般的です。ペルーレイルには3種類の列車があり、予算に合わせて選ぶことができます。
ハイラム・ビンガム
画像出典元:www.perurail.com/まずは、列車内でブランチやディナーを楽しめる豪華列車のハイラム・ビンガム。車内の作りもかなり豪華な感じですね。
ビスタドーム
画像出典元:www.perurail.com/次に、最も一般的で観光客にも人気のビスタドーム。列車の上部がガラス張りになっていて窓も大きく、パノラビューが楽しめるのが人気のポイントです。こちらの列車では軽食がつきます。
エクスペディション
画像出典元:www.perurail.com/そして3種類目。価格もリーズナブルでシンプルな車両のエクスペディション。こちらの列車では飲み物とスナック菓子がついています。窓はビスタドームに比べると小さくなっていますが、天井部も窓になっていて、お得な感じの列車です!
旅の目的と予算に応じて選びたいですね。
【ペルーレイル】
電話:51- 84-581414
ホームページ:http://www.perurail.com/最寄りのマチュピチュ駅からはバスになります。歩くと2時間は軽くかかります。バスだと30分弱。遺跡でも結構歩くので、ここはバスを使いましょう!
マチュピチュ遺跡の中へ!
マチュピチュ遺跡内は歩くルートは決まっています。マチュピチュ観光をしているように、順を追って紹介していきます!
見張り小屋(Racinto del Gardian)
画像出典元:www.nishikawa-kaikei.co.jpまずは、段々畑の最上段に建てられている見張り小屋と呼ばれる建物。ここから、定番とも言えるマチュピチュの風景を見ることができます。写真撮影を忘れずに!
段々畑(Andenes)
画像出典元:www.flickr.com綺麗に積み上げられた石が見事な段々畑(アンデネス)。頂上には見張り小屋が見えます。マチュピチュの段々畑は全てが作物を作るために使われていたわけではありません。
太陽のよく当たる東側の斜面は作物が作られていましたが、太陽が沈む西側の畑は神様への感謝の捧げ物を置く場所として使われ、急斜面の段田畑は、山崩れを防ぐために作られたり、それぞれの場所で様々な役目を持っています。
水飲み場(Las Fontanas)
画像出典元:in-wind.seesaa.net遺跡を巡っていると、多くの水路が目に止まります。遺跡内には16の水汲み場があり、第1〜第4の水汲み場は神殿エリアに、残りの水汲み場は市街地を上から下へと流れています。
インカの時代の技術はとても優れていて、今から500年以上前の時代から、石に溝を作って地下用水路を使用したり、木をくりぬいて水道管を作ったりしているというからびっくりです!
太陽の神殿(Templo del Sol)
画像出典元:kamata-minoru.cocolog-nifty.com自然石の上に建てられた見事な石積みの太陽の神殿。この石積み技術はマチュピチュ随一と言っても過言ではないくらいすばらしいものです。
画像出典元:matome.naver.jpこちらは陵墓。太陽の神殿の下にあり、ここにミイラを納めていたと考えられていますが、実際にミイラは見つかっていなく、詳細はわかっていません。発掘品などから大地の神の神殿ではないかという説もあります。
王女の宮殿(Aposento de la Nusta)
画像出典元:insurgentes.forogratis.es太陽の神殿の隣に位置する王女の宮殿とよばれる場所。こちらの石積みもとてもすばらしいですね。このことから、ここには王女や貴族、太陽の神殿を守る人など、高貴な人が使用していたのではないかと言われています。
王の別荘(Recinto Principal)
画像出典元:www.imachupicchu.comマチュピチュを作ったとされているパチャクティ皇帝がマチュピチュに滞在中に使用していたとされている場所です。水洗トイレと思われる場所もあり、マチュピチュの技術の高さを伺える場所です。
3つの窓の神殿(Templo de Las Tres Ventanas)
画像出典元:www.flickr.comインカ発祥の伝説のひとつに、タンプ・コットという3つの穴から8人の兄弟姉妹が湧き出し、その一人が初代皇帝マンコ・カパックとなり、クスコでインカ帝国を築いたというものがあります。この3つの窓の神殿がタンプ・トッコではないかと言われています。
インティワナ(日時計)
画像出典元:ja.wikipedia.orgここが遺跡の最高地点です。この石が日時計という確たる証拠はないのですが、石の角柱の上の対角線上を冬至に太陽が通過すること、また、インカの暦は太陽を利用して決めていたことからも、これが日時計であったのではないかと言われています。
居住区(Distrito de los Comunes)
画像出典元:community.travel.yahoo.co.jp居住区でぜひ見てもらいたいポイントが石の積み方です。貴族の住居が大きな石を隙間なく積み重ねているのに対し、身分が低くなるにつれて石も小ぶりになっていき、積み方も雑になっています。
また、技術者の居住区には60cmほどの丸い石が2つ並んでいます。これは天体観測をしていた跡のではないかと言われています。
コンドルの神殿(Templo del Condor)
画像出典元:www.imachupicchu.comコンドルの顔のような石と羽を広げたような石積みからできているのでコンドルの神殿とよばれています。半地下になっていて、牢獄だったのではないかという説もあります。
ワイナピチュ(Huayna Picchu)
画像出典元:nn.wikipedia.orgマチュピチュの風景にいつも背後にあるワイナピチュ。せっかくマチュピチュまで来たのなら、ぜひ登って欲しい山です。マチュピチュとは標高250mほどしかないですが、断崖絶壁のかなり急勾配の山道をいきます。
途中にはかなり急勾配の段々畑やコルカと呼ばれる貯蔵庫なども見ることができます。往復でだいた3時間ほど。入山制限があり、マチュピチュに入る前に予約する必要があります。
少し大変ですが、360度のパノラマを体感でき、ここから望むマチュピチュはまさに絶景です!
月の神殿(Templo del Luna)
画像出典元:www.rumbosdelperu.com月の神殿は洞窟の中に作られています。ここまで訪れる観光客は少なく、静寂に包まれているので、神聖な雰囲気がとても感じられる場所です。
インカの橋(Puente del Inca)
画像出典元:oelsoftware.comインカの橋は敵の侵入を防ぐための橋で、石積みに3本の丸太をかけただけのもの。敵がきたらこの丸太を落として侵入を防ぐ仕組みになっています。橋は遠くから眺めるだけで、そばまで行って見ることはできません。
インティプンク(Intipunku)
画像出典元:kbperu.comマチュピチュからインカ道をいくと、石の門(太陽の門)があり、そこからさらに登っていくとインティプンクの遺跡にたどり着きます。道は比較的緩やかでだいたい1時間ほどのトレッキングコースになります。
引用
知らないと損!世界遺産マチュピチュを観光する前にした気分に知っておくべき情報とスポット画像を15枚
さすがこういうところだけあって、行くのも結構大変らしいですね。
500年以上前からかなり発達した生活を送っていたとも言われています。
僕は歴史が大好きなので、もしタイムマシーンがあったら、
未来じゃなくて過去へ戻って色々なところを見てみたいな~。
マチュピチュ遺跡。いつかは行きたい場所です。
木原秀樹